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オルビー レストラン(麻布台ヒルズ)で期間限定の美食体験を。紺野真シェフが手がける「ANA FINDS」グルメの魅力を引き出した特別メニューとは?

「“ほしい”が見つかる。」がコンセプトの商品ブランド「ANA FINDS」では、日本全国から選りすぐったグルメを豊富に展開しています。今回は、麻布台ヒルズに誕生したオルビー レストランとのコラボで、グルメの新たな魅力を見せてくれます。

この秋、「The Conran Shop(ザ・コンランショップ)」東京店と丸の内店では、「ANA FINDS」のポップアップストアを開催! 麻布台ヒルズにある東京店では、併設の「Orby Restaurant(オルビー レストラン)」でしか味わえないコラボメニューが期間限定で登場します。

今回は、オルビー レストランのヘッドシェフ・紺野真さんから語られた、コラボメニューのポイントを紹介していきます。


オルビー レストラン・紺野真シェフが感じた「ANA FINDS」の面白さ

限定コラボメニューが提供されるオルビー レストランは、ザ・コンランショップ東京店に併設されているレストラン。2023年11月の麻布台ヒルズ開業と共にオープンし、その創造性あふれる料理と選りすぐりのナチュラルワイン、職人の手仕事を感じられる空間や器が注目を集めています。

レストランのヘッドシェフを務めるのは、グルメな人々や同業者からの信頼も厚い紺野真さんです。

紺野 真(こんの・まこと)
1969年東京生まれ。高校時代に家族の転勤でアメリカに移住し、1987年から10年間ロサンゼルスで過ごす。帰国後、カフェやレストラン勤務を経て、2005年に三軒茶屋「uguisu」、2011年に西荻窪「organ」を開業。2023年11月「オルビーレストラン」の開店と同時にヘッドシェフ就任

オルビー レストランが目指すのは、“究極の普通”。「“日常だけど特別”なひとときを過ごしてほしい」という思いを込め、メニューから器や空間のいたるところにまで、現代の衣食住の延長線上にある上質な手仕事が詰まっています。

そんなモダン・クラフト・ダイニングでいただけるのは、紺野さんが得意とする素材のおいしさを活かしたモダンフレンチに、ザ・コンランショップの本国であるイギリスのエッセンスを取り入れたクリエイティブな料理の数々。紺野さん自らが厳選したナチュラルワインも豊富に取り揃えています。

今回、「ANA FINDS」のグルメ商品を使ったコラボメニューを考えるにあたって、紺野さんは6つの商品を選んでくれました。

1. 十和田の野菜をザクザク食べるタルタルソース
2. 白えびの燻製
3. うるまピクルスゴーヤ
4. ジーマーミ豆腐
5. うるまピクルスパッションパイン
6. うるまピクルストマト

紺野「『ANA FINDS』のグルメは、どれもおいしかったですよ。白えびの燻製やジーマーミ豆腐など、あまり馴染みのない人も多いであろう地方の特産品や郷土料理を、そのまま食べておいしい形で商品化している点が、消費者としては使い勝手がいいだろうと感じました。

その上で、今回のコラボメニューに使う商品を選ぶときに重視したのは、“レストランでしか食べられない料理”の食材のひとつとして活きるものかどうか。もっといえば、素材感が良い意味で残っている商品を選んで使わせてもらいました」

一体、どのような料理に進化するのでしょうか? それでは早速、紺野さんの手によって「ANA FINDS」が特別な一皿に昇華されたメニューの数々をご覧あれ!

シェフの技を堪能できる「ANA FINDS」コラボメニュー全5品

「ANA FINDS」とオルビー レストランのコラボメニューは、全部で5品。アラカルトメニューとして、2024年10月12日から2024年11月8日まで提供される予定です。

1皿目:十和田野菜が彩る贅沢なタルタルソースで味わう一皿

フィッシュアンドチップス 十和田野菜のタルタルソース:1人前 ¥2,200、2人前 ¥3,400(税込)

「フィッシュ&チップス」は、オルビー レストランでいつもバータイムに提供されている定番料理。表面はカリカリ、中はふわふわにフライされた白身魚を、軽やかなタルタルソースでいただきます。

そんな人気メニューの「ANA FINDS」バージョンに、紺野さんは「十和田の野菜をザクザク食べるタルタルソース」を採用しました。ニンジンやダイコン、キュウリなどが入っているこの商品に、紺野さんは刻んだゆで卵やハーブ、赤タマネギ、ハチミツなどをプラス。ボリューム感がぐっと増し、より多彩な食感や風味が楽しめるタルタルソースに仕上げました。

甘く爽やかな香りのハーブが効いたタルタルソースは、存在感がありながらも、すっきりとした味わい。白身魚のやさしい塩味と、タルタルソースのほのかな甘酸っぱさがマッチし、やみつきになるおいしさです。英国の伝統に、「ANA FINDS」のエッセンスが見事に加わりました。

採用された「十和田の野菜をザクザク食べるタルタルソース」
大き目にカットした野菜の食感が特徴のタルタルソース。奥入瀬の清流と八甲田山麓に育まれた十和田野菜のおいしさが余すことなくギュッと詰め込まれています。

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十和田の野菜をザクザク食べるタルタルソース

2皿目:白えびの風味と食感が奏でる至福のハーモニー

富山湾の白えびをまとった天然真鯛 海老出汁ソースと玉ねぎのヴルーテ:¥1,900(税込)

富山の名品「白えびの燻製」を紺野さんが選んだ決め手は、カリッとした食感とぎゅっと詰まった白えびの風味。コラボメニューではこの燻製を砕いて衣がわりにし、季節の白身魚を丁寧に焼き上げました。

食べた瞬間、カリカリとした表面が歯に心地よく、口いっぱいに白えびの旨みが広がります。濃厚でほんのりと甘い新タマネギのソースと、エビの殻からとった出汁ソースによって、白身魚と白えびの異なるおいしさが見事に調和。衣の下にまとわせたディジョンマスタードのまろやかな辛さや、トップに盛り付けられたごぼうの素揚げの香ばしさも味わいのアクセントに。

採用された「白えびの燻製」
富山湾の宝石・白えびを燻製に。白えびの香ばしい風味がお酒のおつまみによく合います。殻ごと干しているので、お子様のおやつにもオススメです。

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白えびの燻製

3皿目:ゴーヤの苦味と仔牛の旨みの絶妙なマリアージュ

牛タン ゴーヤのラヴィゴットソース:¥2,900(税込)

フレンチで人気の牛のタンを牛のブイヨンでゆっくりと柔らかく煮上げ、クラシカルなラヴィゴットソースを添えた一皿。ラヴィゴットソースは、一般的にセロリやエシャロットなどの野菜を刻み、ディルやタラゴンといったハーブやケーパーと一緒にビネガーと合わせて作りますが、今回の主役は「うるまピクルスゴーヤ」です。

フランス料理ではあまり登場しない沖縄野菜・ゴーヤを紺野さんが選んだのは、「うるまピクルスゴーヤ」のえぐみを感じないさっぱりとした苦味が、ラヴィゴットソースにきっとよく合うだろうと確信したから。

その狙い通り、じっくりと煮たお肉の旨みと、シェリービネガーソースのコクを、ゴーヤ特有の苦味と小気味よい歯ざわりがキリッと引き締めます。途中でアンチョビのクリームをつけていただけば、また違ったおいしさに出会えるのも楽しいポイントです。

採用された「うるまピクルスゴーヤ」
大切に育て上げた新鮮なゴーヤをピクルスに。保存料などの添加物を加えず、野菜本来のフレッシュさをそのままに仕上げました。規格外の農産物も使用することで、SDGsにも貢献しています。

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うるまピクルスゴーヤ

4皿目:沖縄の伝統料理がフレンチの定番デザートに大変身

ジーマーミ―豆腐のブラマンジェ うるまパインとパッションフルーツ風味:¥1,100(税込)

デザートには、どちらも沖縄産の「ジーマーミ豆腐」と「うるまピクルスパッションパイン」の2商品を使ったこちらを。豆腐とパイナップルの組み合わせは意外に思えますが、このアイデアはフランス料理の定番デザート・ブラマンジェから生まれたそう。

ブラマンジェは、アーモンドや牛乳を使うフランス生まれの冷たいデザートですが、「ジーマーミ豆腐」の原料である落花生が持つナッツの風味に、通じるものを感じたと言います。そしてナッツ類の香ばしさは、トロピカルフルーツの爽やかな酸味との相性も抜群。

一匙すくって口に入れると、「ジーマーミ豆腐」のまろやかな風味と、パイナップルとパッションフルーツの華やかな味わいがおいしいハーモニーを奏でます。いちじくの葉オイルやディルの甘く上品な香りに心も安らいで、食後のお腹をリラックスさせてくれそうです。

採用された「ジーマーミ豆腐」&「うるまピクルスパッションパイン」
もちもちとした食感とクリーミーさが特長の「ジーマーミ豆腐」。その香ばしくやさしい甘みは、惣菜としてはもちろん、デザートにもお楽しみいただけます。沖縄県産パイナップルと、タネの食感が楽しいパッションフルーツを一緒に漬け込んだ「うるまピクルスパッションパイン」。お酒のお供としてだけでなく、お酒に入れれば南国風カクテルに。

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ジーマーミ豆腐
うるまピクルスパッションパイン

5皿目:フルーティーなトマトの甘みを一杯に凝縮

うるまトマトのウォッカトニック:¥1,500(税込) ※ノンアルコール¥1,400(税込)

カクテルには、「うるまピクルストマト」を使用。もともとは皮付きレモンのスライスが入っている商品ですが、コラボメニューではあえてレモンを抜き、トマトとウォッカ、トニックウォーターのみでシンプルに仕上げました。「うるまピクルストマト」のフルーティーなトマトの甘みを余すことなく楽しめる一杯です。

トマトの果肉感が残るとろりとした飲み心地で、果物のような甘さに続いて、爽やかな香りが鼻を抜けていきます。すっきりとした味わいなので、食前・食中酒にぴったり。バータイムにじっくり楽しむのも良さそうです。アルコールが苦手な方は、ノンアルコールに変更できるのでスタッフに相談を。

採用された「うるまピクルストマト」
国産トマトと、昔ながらの製塩方法で作られた『浜比嘉の塩』を使用して作られたピクルス。トマトの甘さを直に感じていただけます。

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うるまピクルストマト

オルビー レストランとのコラボメニューまとめ

  1. フィッシュアンドチップス 十和田野菜のタルタルソース:1人前 ¥2,200、2人前 ¥3,400(税込)

  2. 富山湾の白えびをまとった天然真鯛 海老出汁ソースと玉ねぎのヴルーテ:¥1,900(税込)

  3. 牛タン ゴーヤのラヴィゴットソース:¥2,900(税込)

  4. ジーマーミ―豆腐のブラマンジェ うるまパインとパッションフルーツ風味:¥1,100(税込)

  5. うるまトマトのウォッカドリンク:¥1,500(税込) ※ノンアルコール¥1,400(税込)

開催情報
・提供期間:2024年10月12日(土)~2024年11月8日(金)
・営業時間:平日 11:30-15:00(Food L.O 13:30 Drink L.O 14:00)
         17:00-22:00(Food L.O 20:30 Drink L.O 21:00)
                      土日祝日 11:30-22:00
                      ※時間によりメニューの提供時間は異なります
・定休日:火曜日(祝日除く)
・予約ページ:https://www.tablecheck.com/shops/orby/reserve

コラボメニューで使われている「ANA FINDS」グルメは、提供期間中、オルビー レストランが併設されている「ザ・コンランショップ」東京店でも販売しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

ザ・コンランショップは、世界中から厳選した家具や照明、インテリアアイテム、ギフトに加え、オリジナルのアイテムも多く取り揃えるホームファニシングショップです。イギリスを代表するデザイナーの一人であるテレンス・コンランにより、イギリス ロンドンに1号店がオープンしたのは1973年。現在ではフルハムロードの本店をはじめ、世界4カ国(イギリス・日本・韓国・クウェート)で展開し、インスピレーションの源や、新しい発見のあるアイテムとスタイリングを通して、日々の生活をより豊かに楽しむことを提案しています。

取材・文:エクスライト
編集:ヤスダツバサ(Number X)

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